江ノ島ブルース 
music&lyrics by kigawa"ryusei"takao
(2002)

波音が体に響く 心ぐらぐらと
冬の風が冷たく包む この身の切なさや

潮溜まり 顔を映し 涙はらはらと
磯の台地 ゆれる鏡 頬杖つきながら

 
空行くカモメ 空舞うトビよ
私の思い 飛ばしておくれ

海行く魚 地を這う龍よ
沈む夕日を 止めておくれ



貝殻を耳にあてて 海鳴りざわざわと
島の向こうの恋の砂浜 聞こえた夏の声

冬晴れに闇が迫る 寒さしんしんと
岩裂けおわす神を信じて 丘の鐘が鳴る

空行くカモメ 空舞うトビよ
私の思い 飛ばしておくれ

海行く魚 地を這う龍よ
沈む夕日を 止めておくれ

空行くカモメ 空舞うトビよ
私の思い 飛ばしておくれ

海行く魚 地を這う龍よ
沈む夕日を 止めておくれ
 

「相州江之嶋岩屋之図」(歌川広重、天保年間)

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